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ドクターズインタビュー(緩和ケア編)

よこいクリニック 院長 

Takashi Yokoi

がんで悩むすべての方の苦痛を
緩和できるように

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緩和ケアについて先生のお考えを聞かせてください。

POINT01

緩和ケアについて先生の
お考えを聞かせてください。

痛みを治療するのはもちろん、がん治療に伴う不安や悩みなどの精神的な苦痛を和らげたり、ご家族のケアをしたりするのも緩和ケアの範疇です。患者さんからは「がんと診断されたけど、どうしていいか分からない」という声をよく聞きます。病気・治療の進行度に関係なく、がんの患者さんはさまざまな苦痛を抱えていらっしゃいますので、「どこからが緩和ケアで……」といったような明確な線引きはできません。緩和ケアというとがんの終末期に行われるイメージが強いですが、「がんと診断された」、あるいは「がんの疑いがある」時点から広い意味での緩和ケアはスタートいたします。

緩和ケアとターミナルケアとではどのように違いますか?

POINT02

緩和ケアとターミナルケアとでは
どのように違いますか?

一般的には「積極的ながん治療が終わった後から」がターミナルケアだとされています。とはいえ、患者さんの苦痛を和らげるという意味では、緩和ケアとターミナルケアの目的は同じです。都度対応を変えたりするようなことはありません。さらに言えば、患者さんが亡くなったあとのご家族のサポートもこれらのケアに入ります。最近ではグリーフ(Grief)ケアとも言いますね。これら全てをひとまとめにして「がん治療」であると思っています。

緩和ケアの際に気を付けていることはなんですか?

POINT03

緩和ケアの際に
気を付けていることはなんですか?

患者さんの訴えや考えを否定しないようにしています。とくにターミナル期の患者さんは「こうした方がよかったのではないか」「この治療法で合っていたのだろうか」のように、治療のプロセスに対する悩みを持たれる方が多いです。病気を受け入れるためには、これまでの過程と今の状況に納得していただく必要があります。同じ病気でも、症状や状況は患者さんによって様々です。時には厳しいことを申し上げることもありますが、患者さんのお話を真摯に受け止めたうえで、可能な限り不安を取り除けるよう努めております。

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